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(3)理論型/アナリティカル/Aの特徴
ソーシャルスタイルの理論型(アナリティカル)についてのご説明
(3)理論型/アナリティカル/ Aの特徴 … [ 低い 自己主張度×低い 感情表現度 ]
理論型/アナリティカル、つまり「感情表現度」も「自己主張度」も、ともに低いスタイルです。これは、「Analytical」、「論理派」、「堅実派」、「分析型」などとも呼ばれています。
理論型の特徴は、「感情表現度」も「自己主張度」も、2つの軸の低い方の特徴を合わせ持っていますので、控えめに意見や考えを述べ、感情を抑えて冷静に行動します。
【特徴】
- 我慢強く、感情を出さずに、穏やかな声で、間を取りつつ、淡々と話す
- 具体的、論理的で、秩序だった話し方をする
- 詳細を望む。考え深く、慎重、細かなことも見落とさない
- 正確さを追求し、時間をかけ、プロセスを大事にしてことを進めていく
- 口数が少なく、身振り手振りはあまり使わず、視線もはずすことが多い
- 思慮的、冷静で、フォーマル、あるいはビジネスライクな印象
- 書く事を好み、物事をよく観察し、問題の発見や分析に進んで取り組む。
- 内向的で、人間関係より、仕事、課題に興味を示す
- 決断を下す前に、進め方の善し悪し、成功の可能性を慎重に考慮する。
- 社交面では控えめだが、いったん確かな人間関係ができ上がれば、率直で強いつながりを持つ。
- 複雑で曖昧な問題を与えられても、独自の分析で解決手段を発見しようとする。
- 新しいものに取り組むに当たっては、従来の考え方や、やり方の長所を十分活用しようとする。
- 問題解決に必要とされる正確な資料を丹念に収集する。
理論型の特徴は、感情、主張とも強く表現することがないので物静かでおとなしい印象に見えます。 緻密で、調査も怠らず、細かいこともあいまいにせず、きちんとフォローしてくれます。 一緒に仕事を進めると、こちらが見落とした点をきちんと見つけ出してくれたり、こちらの思い込みや勘違いなどを、丁寧に、論理的に、ゆっくりと忍耐強く説明してくれるので、“クールな仕事人!”といった感じでしょうか。
理論型/アナリティカル/の方は、石橋を叩いて渡る、っていう感じですが、忙しすぎたりストレスが溜まってくると、ときに細かなことに固執しすぎて前に進めなくなったり、 決断ができなくてお手上げ状態になってしまうこともあります。行き過ぎると、「石橋を叩いて、叩き壊して進まない」とも言われます。
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